summer sound

just be and love myself

漫画“ONE PIECE” ルフィと仲間たちからみる人生 ※完全独自解釈と語り

皆様 こんにちは もしくはこんばんは もしくはおはようございます

nesumerbです

突然ですが、最近はイカリ豆にハマっています

とても美味しいですね、あの豆

私はお酒は飲みませんので、おつまみというよりおやつ感覚で

ほぼ毎日食べてしまっています

ただ剥くのがだいぶ面倒なので、

今度むき出しタイプを見つけたら買ってみようと思います

 

もう1つ、ハマっていることがあります

タイトルからわかりますが、ONE PIECEです

ハマったというか、愛が再燃しました

今公開中のREDを観てからというものの、時間があれば

もっぱらワンピースの映画を観ています

人間ないものねだりの性ですので、ワンピースが20年以上、ここまで

人気があるのは人々がワンピースの世界に魅力を感じ憧れているからです

というわけで今回は、ワンピースについて語っていきます

ワンピースというより8割人生観を語ってますので、

ネタバレ等はないかと思います

 

私は、ルフィの人生がとても楽しそうに見えます

それは、自由気ままに、それでもって決して揺るぎない信念

(海賊王になる)のもとに生きているからです

それが叶わなかったら、という考えはもちろんせず、

ルフィは海賊王になる、というその過程すらを楽しんでいます

そしてその人柄に惚れてたくさんの人が寄ってきます

敵ですらルフィを手助けしたり、ルフィが死地に立った時には

「借りを返す」という名目で、敵ですらも加勢してくれる

そんなシーンが多いですよね

ルフィが苦しいときには、絶対的な信頼を置いている仲間の存在があります

ルフィが無条件に仲間を100%、屈托のない純粋さで信頼しているからこそ

仲間は命を懸けてルフィを守ります

逆の立場なら、ルフィなら命を懸けてでも自分を守ることが

わかっているからこその、この上ない信頼関係です

馬鹿正直で純粋だからこそ、疑う余地がないというのも

周りの人がルフィに信頼を置きやすい、

人に愛されるポイントではあります

クロコダイルに信頼は置けませんよね、そういうことです

 

根拠のない自信、恐れるものが何1つない無敵さ、それが故の無鉄砲さ

無鉄砲ではあってもそれをやりきってしまう肉体・精神の強さ

逆境を楽しむ力、ひっくり返す強さ

私はこれが真のリーダー像だと思います

ルフィは船長に向いてないと思う人も多いかもしれませんが

私は、ルフィは立派な船長の器を持っている人間だと考えます

ただそれは仲間ありき、での話です

ルフィを、それほど立派で優れた船長だと思わせるほどに

麦わらの一味の人間性とスキルが素晴らしいです

ルフィがもし、漫画冒頭のようにずっとひとりで冒険をしていたなら、

もうどこかの時点で確実に死んでいるだろうと思います

屈強な剣士に出会い、優れた航海士に出会い、狙撃手に出会い、

料理人に出会い船医に出会い...

そうやって無鉄砲なルフィを支えてあげられる力を持った

仲間たちがいるからこそ、ルフィは船長として輝けるんです

ただそうやって、いい人間が集まってくるのもまた、

ルフィが持つ人間としての素晴らしい素質です

 

麦わらの一味を企業にたとえてみると、

船長(社長)は無鉄砲

そしてそれを支える乗組員(企画や広報、人事、経理)

麦わらの一味の場合は一人一人が優れたスキルと向上心を持っている上、

キャラクターお互いの信頼もずば抜けている、素晴らしい企業です

そうなると、この会社で起こることは、イノベーションです

革命です

信じられないアイデアを実行しようと提案する社長に、

それを全うできるほどのスキルと、リスクやコストを考える

冷静さを掛け合わせ持つ各担当

このような組織こそが、これからの日本、

もしくは世界で生き残っていく企業だと思います

従来の通りにしていては、敷かれたレールの上をまた走るだけです

新しいレールを敷いて失敗したとしても、

それはその「新しいレールを敷いた」ということ自体に意味があります

後退どころか大きな前進です

麦わらの一味は冒険を通して、常識とは外れたことを、

つまり革命を常に起こしている

 

自分の想いを絶対に曲げることがなく

間違っていると思ったことには間違っていると、

嫌いな人間には「お前嫌いだ」と、

仲間にしたい人には断られようが「仲間になれ」と、

自分に正直に素直に生きるルフィ

素直に生きるということは自分を偽らないということ、

自分を持っているということ

前回の「町田くんの世界」の記事で、

人間性について言及しました

nesumerb.hatenablog.com

やっぱり、自分を持っている人はかっこよくて、輝いています

そして、人に好かれます

自由に、信念を曲げずに自分のやりたいことに突き進む

先のことは考えない

その時にどうにかなる

どんなに危険でも無謀でも、自分が行きたいと思う方、正しいと思う方に進む

ルフィはいつもこんな感じですよね

「大丈夫、どうにかなるって」と、ニカッと笑って言うのが印象的です

ルフィがそう言うと、「まあいっか」となる仲間の気持ちもよくわかります

 

今の時代を生きる私たちは、冒険心が足りないような気がします

私の友人には、イヤイヤ言いながら働いている友人が本当にたくさんいます

むしろ、全員働きたくないと言いながら働いています

でも働かないと生きていけないし、

私は働いている友人たちを心から尊敬しています

働く、ということは生きていく上で必要なことであるため、

尊敬とまでいうと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、

本当に尊敬しています

ただ、もしやりたいことがあるなら

なぜそれをやらないんだ、とは思います

すごく無責任な思考かもしれませんが、そう思います

生きていくことに、生活することに、お金が絡むから厄介ですよね

何をするにもお金が必要です

そしてその無責任を貫き通す環境が必要です

そして大抵、成し遂げたいことに限ってお金がたくさん必要です

無責任を突き通す環境づくりには、無鉄砲さが必要です

無鉄砲さは、ある意味「勇気」「自信」です

 

私自身の話になってしまい申し訳無いのですが

私は、自分に正直に生きています

その時にしたいことをしています

私は近いうちに留学に行こうと思っているので、

すぐに辞められるように(といっては失礼ですが...)

大学を卒業してからも就職はせずにアルバイト生活です

この前はすごく京都に行きたくなったので、

3日で手配を済ませて京都に行きました

お金はもちろんめちゃくちゃ飛びました

当たり前ですが新幹線、早特なんて使える期間内でもなかったので。

 

ですが、お金以上のものが還ってきました

経験と思い出です

弾丸京都旅から2ヶ月が経過しましたが、今すぐ京都に行きたいほど

私はその旅行で京都が大好きになりました

 

何が言いたいかというと、

みんなそれぞれ成し遂げたいことや目標はあると思うんです

それを成し遂げるためには、お金が必要だから人はまずは働きますよね

資金集めです、会社の資本金と同じです、

プロジェクトを始めるための資金集めは必須ですからね

ただ私が思うことは、

みんなお金(資金)に対するベクトルが大きすぎる

ということです

資金集め、つまり夢を叶えたい!成し遂げたい!

と思って始めたはずのものがいつしか、「資金を集める」

ということだけが目標になっている気がします

例でいうと、私の周りには海外に行きたい、

留学したいと言う友人が多いです

英語科卒ということもあって、海外に関心の高い友人が多いので

自然とそうなるのですが、友人たちはみんな就職をしました

私は今年度中に日本を発とうと考えているのですが、

友人たちに話を聞くと彼らは、お金の関係で

留学は来年再来年になるかもと口を揃えて言います

人それぞれの人生なので口出しするつもりはないのですが、

私は昨年1年間で貯まったお金で1年間留学しようと思っています

その友人たちは私より1年多く働いているので、

もし留学に行きたいと考え貯金しているのなら

それなりの額はあるはずですし、ましてや私は正職員ではなく

アルバイトで稼いだものです

私と友人、どちらの方が稼いでいるかなんて、たかが知れています

私はあと半年ほどで発ちます

私はとにかく早く、多くの経験をしたいからです

友人たちの、留学(目標)を先延ばしすることへの心理を考えた時に、

「お金がなくなったら」という不安要素があるとも考えられますし

「留学から帰ってきてもしまた就活ってなると嫌だ、

就職先が見つからなさそうで怖い」ということがあります

この意見は友人から直接聞きました

私も、お金がなくなったらとか考えなくはないですけど、

そんなに考えたことはありません

私は、その時のことはその時の自分に任せます

未来の心配をしたところで、

誰にもその心配が本当に訪れるかはわかりません

今まで某有名占い師の本やらサイトやらで運勢を占ってきましたが、

当たったことはありませんし、

結局のところ、運も何もかも、自分次第です

前々から心配事を想定してその対処法を考えるのはいいことですが、

ただその起きるかもわからない心配事が原因で

やりたいことを躊躇してしまうのなら、私はそれは違うと思います

 

※私の考えが正解、だとかいうつもりは全くありません。

人それぞれ境遇や環境は違いますし、

その過程による考え方というのは十人十色です

私は私の考えを尊重しますし、

友人や皆様の考えも同じように尊重しています

 

ワンピースの映画に、2003年公開の

「デッドエンドの冒険」というものがあります

その中で、あまりに無謀な戦いをするルフィに対して子どもが

「死ぬのは怖くないのか」と問うシーンがあります

そのルフィの答えがとても印象に残っています

(以下意訳です)

「死ぬ」のは怖い

小さい時にシャンクスが片腕失くしてまで自分を救ってくれた

だから命を粗末にはしない

だけど自分には野望が、どうしてもやりたいことがある

それを成し遂げるのは難しいことみたいだけど、

自分でやるって決めたから

そのために戦って死ぬんなら別にいい

 

私は小さい時からワンピースのアニメを見て、漫画を読んできて

無意識のうちにルフィのようになっていったような気がします...

私も考えてみたら無鉄砲な方です

韓国語が一切わからないまま韓国に留学したこともありますし、

オーストラリアで迷子になった時は、「このまま帰れなかったら

そこらへんの家に突撃訪問して一晩泊めてもらおう」、

と本気で考えながら彷徨ったこともあります

(優しい方に出会い無事帰ることができました+かなり危険で

向こう見ずなことですので、いないとは思いますが

真似しようとは思いませんよう...)

ですが私は私の生き方が好きです、なぜなら

この生き方がとても楽しくて自分らしい、

と知ってしまっているからです

これから先このスタイルが変わることはないと思います

先ほどのルフィのセリフでの「死ぬ」のところに、

あなたにとっての恐怖を当てはめてみてください。

ある人にとっては「お金がなくなること」だろうし

ある人にとっては「絶望すること」だろうし

ある人にとっては「失敗すること」だろうし、

人によって様々です。

ただ、その恐怖が訪れるような挑戦だったとしても、

それを乗り越えた先にある夢や目標のためならそれでも構わない、

というふうに言い換えられます。これが私の望む人生です。

安定を求めるのはもっともっと歳をとってからだと思っています

歳をとったその時に一文無しなら、若い時の、

つまり「今」の自分を恨もうと思っていますし、

そう思っていても恨みきれないと思います。

したいことをして素直に生きていた若かった私を、

歳をとった私は恨みません。

とかいってめちゃくちゃ恨まれることになっていたとしても、

それもまた一興です^^

1つ言えるのは、「行動しなければ何も掴めない」ということで、

もしも今の現状に満足できていないのなら何か行動するべきだと考えます

宇宙飛行士は宇宙探索を終え地球に帰ってくると全く別のことをし始める、

とテレビで見たことがあります。

私のかすかな記憶だと、その宇宙飛行士は地球に帰還してから

本格的に絵を描き始めたと言っていたような気がします。

何が言いたいかというと、何かを変えたいなら、

環境を変えるといいと思います。

そうすることで、宇宙飛行士のように考え方が根本的に

変わってくる可能性が高いですから。

 

ルフィをはじめとするONE PIECEに登場する海賊たちが、

キラキラして楽しそうだ、と思うのは彼らが素直に生きているからです

成し遂げたいことがあって、それについていきたい仲間を見つけて

仲間とともにただ突き進む

リスクはたくさんありますが、それでも後悔は一切ない生き方です

現実では、ルフィのように素直な気持ちをぶつけたり、

天竜人レベルに値する社長や上司を理不尽だから、腹が立つから、

といって殴り飛ばすだなんてことはできませんね。

できればやってるよ、という声が聞こえます。

ですが、できることがあります

「自分が素直に生きられる環境を作る」ということです

ルフィになってしまえばいいんです

言葉から無鉄砲さが滲み出ていますが

平たくいうと、起業をして自分が社長になってしまう、とか

組織ではなく個人で働く、とかです

ルフィが「海賊王になる」という企業理念を掲げて

「麦わらの一味」という会社を設立し、

訪問先で仲間を見つけていったように、です

言葉で言うのは簡単ですがいざやろうとすると難しいですよね

完全にそんな環境を作れなくても、家だったりコミュニティで

自分が羽を広げてできる何かを作ることも同じことだと思います

 

人生は一度きりですよね

まあ私は生まれ変わりを信じているのですが、

とにかく今生かされている「生」は一度きりです

そう考えたら私は、もうなんでもいっか〜という気になります

どう転がっても、自分の責任

なら自分がやりたいことをして責任は自分一人で負おう

必要最低限の資金が集まったら、旅に出てしまおう

ワクワクすることをしよう

失敗しても自分の責任、そしてその失敗は自分が行動した証

かっこよすぎる失敗だと思います

人生に決められた道はありませんので

人様に迷惑をかけるような道でも(警察の迷惑になるのは言語道断ですが)

たまには思い切って行動してみたら

思った以上にいいものが待っているかもしれないです

迷惑をかけたなら、いつかなんらかの形で返しましょう

ルフィがマキノさんにいう、「宝払い」です

 

今回少し触れた

"ONE PIECE THE  MOVIE デッドエンドの冒険"は、

本当にストレートに人生についてのメッセージ性が強い

とてもとてもいい映画です

またこれは、この作品について思うことが多いので

別記事で本格的に語りたいと思っています

ワンピースはすごく考えさせられるエピソードの多い

素敵な漫画です

私は特に「魚人島編」が大好きです

「魚人と人間の過去のしがらみと今」を通して、

現実の人種差別や戦争にどう対処していくべきか、

という尾田先生のメッセージを

(あくまで私の解釈ですが)感じます

これもかなり皆さんに共有したいものなので、

私のワンピース語りシリーズはこれから何個か出てくると思いますが

お付き合いいただけますと幸いです

後々、今公開中のREDについての記事も出します

 

今回も、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました

少し上から目線の図々しい記事になってしまったかと思いますが、

ただの未熟な若者の意見だと思って流してください

 

前回の記事でも書きましたが、漫画から学べることは本当に多いです

私がロールモデルとしている人は何人かいるのですが、

漫画の主人公が多いです...呆れますね

でもそれほど、熱く嘘のない生き方がかっこいいと思うんです

私もワンピースの世界に行ってみたいです

 

秋が近づいてきたといえど、まだまだ残暑の厳しい時期です

引き続き熱中症対策等取り組んで、気持ちのいい秋を迎えましょう

 

それではまた次の記事で

 

nesumerb